少し前になりますが、テレビでよくDHCスーパーコラーゲンのテレビCMみませんでした?

いろいろなバージョンがありましたが、DHCさんのウェブ上には、こちらのおとなしめなCMだけがアップされていました。
https://top.dhc.co.jp/tv/skin/supercollagen1805.html

ここでも言われている「真皮層まで届くコラーゲン」

この言葉をはじめてテレビで見たときは超おどろきました。

だって、本来お化粧品は浸透していいのは角質までで、真皮層までは届いてはいけないという前提があるからです。

そしてしばらくして、DHCさんから発売されたのが、DHCスーパーコラーゲンのシリーズです。

その当時は

★疑い

これってなんだかずるい戦略だなあ。

と感じていたので、すごく興味はありましたが試してみることはしませんでしたが、先日お安く試せる機会があったので、思い切って試してみることにしました。(QVCさんで初回限定で安くで購入できました)

で、意外にも良かったのでレビューすることにしました。

DHCのスーパーコラーゲンの戦略は何がずるいのか?

本来お化粧品は角質層までしか浸透しないものだという前提があります。

私達の肌と呼ばれ表皮は約0.2mの厚さです。

上から、角質層、顆粒層、有棘層、そして基底層で構成されています。

有棘層の下が真皮で、筋肉や脂肪、血管なども通ったお肉の部分となります。

肌の一番表面、角質層は、厚さ0.02mmで、食品ラップくらいの厚さしかありません。



角質層は私達の祖先が海から陸に上がって、体が乾燥しないように得た乾燥防止器官なんですよ。

私達の表面にでていない部分、口の中などは粘膜に覆われていて、乾燥しないようになっていますよね。

なので、表面上は乾燥していますが、その下の粘膜器官を守るために、潤いが必要なんですね。

話はお化粧品に戻りますが、医薬品や医薬部外品ではないお化粧品は、この角質層までしか浸透してはいけないというルールがあります。

化粧品の広告で「ぐんぐん奥まで浸透して潤いをにがしません!(角質層まで)」みたいに、(角質層まで)って下の方に小さく書かれていますよね。

こういうことなんです。

それがCMでは、新しいスーパーコラーゲンは有棘層の下の真皮層まで届くと言うのです。


真皮層はこの図では、真ん中ちょっと上の波々の線の下になります。

それで特許を取ったと。

しかもこれまでのコラーゲンは浸透していなかった、とこれまで自分たちが普通に販売していたコラーゲン商品を全否定するようなことを言っていたのです。

★疑問

はぁ~?そこまで言っていいの~??

と当時、肌のことを興味を持ちはじめていろいろと勉強し始めていた私は大いに疑問に思ったのでした。

でもね、そのCMは商品については一切触れていなかったのです。

そして、その後満を持して、同じ名前がついたスーパーコラーゲンの化粧品が発売されたのです。

もちろん、スーパーコラーゲンはお化粧品扱いなので、商品CMには、(角質層まで)って書かれているんですよね。

でも、消費者としては前にみた真皮まで届くコラーゲンが使われている!すごい!ってなるじゃないですか。

ここを狙っていたのが、ちょっとずるいなぁ~と思ったのです。

コラーゲンは本当に浸透しないのか?

コラーゲンは分子がいくつも連なって、さらにそれが3重に螺旋状になっている大きなタンパク質で、すごく大きいので肌には浸透できません。

以前レビューしたフェイスさんの生コラーゲンはこれをリン脂質という一種の界面活性剤に巻きつけて、肌に浸透されるという技術で特許を取られているという記事を書きました。

生コラーゲンとは?ラメラエッセンスCを半顔に1週間使って検証してみた

こちらも、浸透するとはいっていますが、あくまでも角質層までで、真皮までなんて言ってはいませんでした。

こちらは大きいコラーゲンを特殊な技術で角質に浸透するようしていますが、DHCのスーパーコラーンは、真皮層まで届くようになったと言っています。

ではどうやって?

こちらがQVCで紹介されていた、浸透するコラーゲンを表した図です

左の方に隠れちゃってるけど、連なっているのがコラーゲンで、それをブチブチ切って、加水分解コラーゲンと呼ばれるものより、さらに小さくしちゃったのが、DHCスーパーコラーゲンだというのです。

★疑問

あ、でもコラーゲンって分解されると、ゼラチンやペプチドになるのでは…?

そう、DHCスーパーコラーゲンスプリームの成分表を見てみると、ちゃんとジペプチド-8と書かれていました。

これが、DHCさんの言う、真皮まで浸透するスーパーコラーゲンなんですって。

★疑い

これって、もはやコラーゲンじゃないやん…




DHCスーパーコラーゲンスプリームを使ってみた

コラーゲンではありませんが、ペプチドもれっきとした美容成分で、単なる保湿だけでなく、細胞の成長を促進させる効能もあるかも、ということで注目されています。

私も実際DHCスーパーコラーゲンスプリームを使ってみて、その効果を実感しました。

では、遅まきながらDHCスーパーコラーゲンスプリームのレビューをしてみたいと思います。

DHCスーパーコラーゲンスプリームは金色の容器にはいっていて、高級感がありますが、100mlで定価は4600円と美容液としてしては、かなりリーゾナブルです。

同じスーパーコラーゲンがは入っている白い方の普通のスーパーコラーゲンは、2700円と化粧水並のお値段です。

まず、容器がいいですよね。

私、プッシュ式の容器大好きです。

簡単だし、清潔保てるし、とにかく使いやすい!

こんなブログやってるので、いろいろとためしますが、結局ズボラなんで、使いやすい容器のから使ってしまいます。

中身はというと、シャバシャバのほぼ化粧水のようなテクスチャです。

美容液ですので、使い方としては化粧水の後、乳液の前ということになりますが、このくらいシャバシャバだったら、化粧水の前にも使えそうです。

私はオールインワンを使う時は、オールインワンの前にこちらをつけていました。

シャバシャバ系なので、す~っと浸透しますし、香りもついていないので他の化粧品とバッティングしません。

シャバシャバ系大好きなので、使用感はとても気に入りました。


浸透度合いの実験

すごく浸透していると感じたので、ちょっと実験してみました。

あぶらとり紙にDHCスーパーコラーゲンスプリームを軽く1プッシュ。

それをぬりぬりした後に、何枚浸透したかチェックしてみました。

すると、21枚とかなり浸透していました。

あぶらとり紙は紙で、肌とは全くちがいますので、これで浸透する!とは言えません。

でも、お水で同じようにやってみた場合、15枚程度の浸透でしたので、水のようなテクスチャなのに、水より浸透するということがわかりました。

おそらく、分子が水より小さくなっているので、浸透しやすくなっているのだと思います。

水分量の計測

一応肌の水分量も図ってみました。

こちらが洗顔後なにもつけない状態で10分ほど放置した後の数字です。

油分:27.8%
水分:41.5%

8月の暑い日で、湿気も多かったのでまずまずの数値です。

そしてこちらが、化粧水とDHCスーパーコラーゲンスプリームを塗った後、1時間ほど放置した後の数値です。

油分:20.0%
水分:62.5%

なかなかすごい数値です。

水分量が十分に増えたので余分な油分も減っているようです。

手で肌を触ってみると、いつもよりさらりとしてとても、ベルベット(は言い過ぎかも)のような感じです。

毛穴がきゅっと引きしまって、鼻なんかもつるりとして、触っていてとてもいい感じです。

特にパックや泥洗顔をした訳でなく、普通の洗顔料で洗っただけです。

なので、これは純粋にDHCスーパーコラーゲンスプリームで肌の保水力が高まったからだと考えられます。

DHCスーパーコラーゲンスプリームまとめ

DHCスーパーコラーゲンスプリームはちょっと宣伝方法が良くなかった。

たしかに、コラーゲンを分解してジペプチド-8という成分にしたので、もはやコラーゲンではないものを、スーパーコラーゲンとするのは、やっぱりちょっと違います。

多分普通の人には「真皮まで浸透するんだすご~い!」でいいのかもしれません。

でも、私みたいにちょっとでも化粧品の知識がある人には、ずるい戦略だということがわかりますし、だからこの商品は胡散臭いものなんじゃない?と感じてしまいます。

せっかく発見した良い成分ですので、まっとうな戦略で、特許ではなく、医薬部外品とか取ればよかったのに、、、とちょっと残念に思います。

多分、特許より医薬部外品の認定とるのもっと大変なんでしょうね・・・

なんか、褒めてるのかけなしているのかよくわからないレビューになりましたが、商品自体は良いものだということで、ご理解ください。

売り方がちょっと引っかかったというだけです。

DHCスーパーコラーゲンスプリームはお値段もリーズナブルだし、容器も使い勝手も良い。

なにより、とても効果を感じられるとてもよい美容液です。

普段使いに使う美容液としては、かなり優秀ですし、なにか良い美容液を探している、という人におすすめです。

ぜひ、DHCのさんには、次に何かよい成分が発見された時は、ちゃんとした戦略で売り出すことを期待しています。