頭痛外来に行ったことはありますか?

私は10年ほど前、今ほど頭痛外来が知られていない時代に1年近く通っていたことがありました。
少し前になりますが、私が頭痛外来でどういった検査や診察、そして治療を行ったのかをお教えします。

生粋の頭痛持ちな私

子供の頃から頭痛持ちだった管理人です。父親も頭痛持ちで、よく吐くほどの痛みがあったようなので片頭痛だったと思います。市販の頭痛薬は家にはたっぷりあったので、私も子供の頃から自分で家にある頭痛薬を普通に飲んでいました

父親は今も元気でいますが、定年退職してしばらくしてから、ほとんど頭痛がしなくなったそうです。年をとると片頭痛はなくなると言われているようですが、おそらく父親は仕事で相当のストレスを抱えていたため、それから開放されて片頭痛がなくなったのだと思います。

おじいさん(父親方)も頭痛持ちだったということなので、私の片頭痛は生粋の?遺伝的頭痛です。

薬づけな毎日からのがれたい・・・

毎日のようにやってくる頭痛に悩まされ、ありとあらゆる頭痛薬を試しましたが、効き目はそれほどで、即効性には期待はできませんでした。
しかし、2000年ごろからトリプタン系の片頭痛の特効薬が発売されるようになり、かかりつけの病院でイミグランを処方してもらいました。

イミグランの効きはあまり感じられずいたところ、頭痛外来という専門の病院があると知り、インターネットで調べて予約を入れました。場所や名前は書きませんが、当時1件~2件だけ大阪で頭痛外来専門ということでやっていたクリニックがあったのでそのうちのひとつにしました。

頭痛外来受診の流れ

まず電話などで予約を入れます。頭痛外来は初診は検査が多く時間がかかるため、予約制にしているところも少なくないです。(緊急性の高い、急な頭痛などはその限りではありません)
もちろん、緊急性が高くない頭痛の場合でも、予約ナシで診察してくれる病院もありますが、人気の高い病院だとかなり待たされること覚悟しないといけないと思います。

初診時、結構な量の問診票を記入します。いつ頃から頭痛が始まったとか、どんな時になるとかありとあらゆる質問があったと記憶します。昔の記憶を思い出したり、普段の生活を改めて考えてみることになるますね。

そしていろいろな検査をします。採血、検尿、血圧、そしてCTを撮影しました。

その後、その結果がでてから医師との問診があり、その後の治療を決めていきました。

私の場合、毎日飲む薬(片頭痛の予防薬)を数種類処方され、さらに頓服としてトリプタン系の薬を処方されました。その時点でイミグランは効かないことがわかっていたので、マクサルト→アマージ→そして最終的に効いた現在も服用するレルパックスを処方されました。

そして、毎日飲む予防薬を処方され、同時に頭痛日記を書くように指示され、用紙を渡されました。

頭痛日記とは?

頭痛日記とは、簡単な日記形式で毎日の頭痛の具合を朝・昼・晩と度合いによって記入し、自分の頭痛の傾向を把握し、どういったタイミングでどの程度の頭痛が起こるのかを知ることができる記録です。

医師にとっては患者さんの頭痛の状況が把握しやすく、本人もどういったタイミングでどの程度の頭痛がおきるのかを把握することにより、事前にその行動を起こさないなどの予防策をとることができるので、頭痛の治療に大変有効だということで利用されています。

日本頭痛協会のサイトからも入手できます
http://www.jhsnet.org/dr_medical_diary.html

最近ではアプリもあるので便利です。

その頭痛日記は毎日記入し、通院するごとに提出します。

これが結構面倒で、子供の頃から日記は3日と続かなかった私なので、本当にこれが苦痛だったかもしれません。

でも、自分がどういう傾向で頭痛になるのかが把握できたのは良かったと思います。

緊張の解けた週末や、仕事でプレゼンがあって緊張していたとか、何を食べたら頭痛になったとかが把握できたのはとても良かったと思います。

なるべくその原因となることを避けるようにすれば、頭痛になりにくくなるのです。

ただ、頭痛ダイアリーをつけたからといって、週末はやってきますし、仕事の忙しさなどは回避できませんので、これで頭痛がよくなった、という実感はありませんでした。

片頭痛の予防薬

予防薬には下記のような種類の薬を処方されます。
わたしもそうでしたが、種類は一種類だけでなく、何種類も出されるようです。

カルシウム拮抗薬(ロメリジン ミグシスなど)
脳血管の収縮と拡張の差を小さくして、興奮状態を鎮静化する
β遮断薬(プロプラノロールなど)
脳に直接働きかけて、鎮静化する。
抗てんかん薬 (デパケン、デパケンR セレニカRなど) 
脳の興奮を抑え、片頭痛の前兆をブロックする
抗うつ薬(アミトリプチリンなど)
片頭痛に関係の深いセロトニンの代謝を改善すし、脳の興奮状態を抑えます。とくに緊張型頭痛を合併している片頭痛によく効くそうです。

頭痛外来の毎回の診察はどんなことをしてくれるの?

頭痛外来での治療は、予防薬・頭痛日記・頓服(トリプタン系頭痛薬)がセットとなっています。

毎回の診察は、最初は2週間毎、しばらくしたら1ヶ月に1回の通院となります。診察は、今月はどうだったとか、薬はきいているかなど、頭痛日記をチェックしながら淡々と短い時間で終わります。

だからといって、特に何が悪いとかを注意されることもありません。自分で気づけ、ということだったのでしょうか・・・?

それと、毎回、受付時に血圧を測り、数カ月ごとに血液検査もしたと記憶します。

ただ、私は同じ自転車で通っていたので、いつも息があがっていたので血圧は高めにでていました・・・

先生は血圧が少し高いこともあまり気に留めず、淡々と毎回同じ問診と薬の処方をしてくれるだけでした。

帰りには1ヶ月分の大量の予防薬と頓服を薬局で購入します。1ヶ月分と大量で、費用も結構な額が必用でした。

そうやって1年近く頭痛外来に通い続けていたのですが、予防薬が効いているという実感もなく、片頭痛は起こるし、特段よくなったという実感もほとんどありませんでした。

ただ、レルパックスが効いてくれるのはありがたい~と思っていたいました。

むしろ、予防薬をやめたらもっと痛くなるのでは?という恐怖心にかられて通い続けていたようにも思います。

でも、あるきっかけで頭痛外来の通院をやめることにしたのです。

なぜ頭痛外来の通院をやめたか

会社の検診でそれまで全く問題なかった肝臓の数値が異常に悪くなっていたのです。

私はこれまでは肝臓の数値は全く正常で、普段から飲酒は、検診前に暴飲暴食もしていなかったのです。

変わったことといえば、頭痛外来に通いはじめてから飲み始めた大量の予防薬だけでした。

そこで、そこことが心配になり先生に尋ねると、、「それは関係ないでしょ」と一言で済まされてしまいました。それ以上肝臓の数値のことは何も言われず、相変わらずいつもの通りの事務的で淡々とした診察で終了したのです。

そこ、心配してくれるところじゃないの?頭痛と肝臓は関係ないから無視?

因果関係があるかないかは私は専門家ではないのでわかりませんが、これしか原因がないのではと患者が訴えているにもかかわらず、その疑問にも答えず、受け流すって・・・

と、思いっきり疑心暗鬼になったのです。

そして、その先生の事を全く信じられなくなってしまったのです。

それでもうここの病院に通うのは止めようと決めました。(やめてから半年後に他の検査で受けた血液検査の結果、肝臓の数値は元に戻っていました)

事務的で心のない診察に、今まで何の為に1年近く通院したのかもわからなくなってしまいました。

「この先生は頭痛持ちの辛さなんてこれっぽっちもわかっていないじゃないか」と、とても悲しくなりました。

頭痛外来に通院してわかったこと

結局わかったことは、頭痛外来に通っても薬漬けになるだけで、片頭痛は治らない、ということでした。

片頭痛の予防薬は完全に片頭痛を予防することはできません。回数を減らす、なってもひどくなるのを防ぐ効果はあるでしょう。そして、あくまでもこれは個人的な意見ですが、肝臓を悪くするような危険な副作用もある可能性があります。(本当にそれが原因かはよくわかりませんが・・)

飲んでいる間は予防の効果があるかもしれませんが、やめればまた元にもどります。といことは、一生予防薬を飲み続けなければいけない、ということです。

私の場合、あまり効果が感じられませんでしたし、肝臓が悪くなるという副作用のリスクをとってまで、続ける価値がない薬と治療だと思いました。

もちろんこれは個人的な意見ですし、もっとよい頭痛外来の先生はいっぱいいらっしゃると思います。

私の通っていた先生がこうだっただけで、ちゃんと真剣に患者さんに向き合ってくれる先生はいっぱいいらっしゃるでしょう。

幸い私は、こちらで紹介したずきしらずの実というサプリメントのお陰で最近は頭痛の回数も減り、快適に過ごせていますが、頭痛外来を否定するわけではありません。

サプリメントでは効かない、信頼できない、という人はぜひ、良い先生を見つけていただき、頭痛外来でその辛い片頭痛を緩和してほしいと思います。

ただ、頭痛外来も千差万別だということだけは覚えておいてほしいです。
でないと、ただの薬漬けにされるだけになってしまいますから・・・