糖質制限。

最近よく耳にする言葉ですよね。

糖質制限は主にダイエット目的で、極端に主食であるご飯やパンなどの炭水化物=糖質を制限して、その他は自由に、お肉も魚も食べてよいというダイエット方法として注目されています。

糖質は血糖値を上げるので、ダイエットの大敵とされていて、だったら糖尿病患者にもとてもいいんじゃないかと思うのですが、そんな単純な問題ではないのですよね。

実は私も、当初は糖尿病なんだったら糖質制限すればよくなるんじゃね?って感じでここまでになるまで、自己流で糖質制限をしていました。
でも、結局入院までするハメになってしまったということは、もしかして糖質制限って本当は糖尿によくないのでは?と思うようにもなってきていたのです。

そこで、改めて糖尿病と糖質制限について、糖尿病初心者の私が自分なりに勉強して、糖尿病患者はどうすればよいのかどうなのかを調べてみました。

糖尿病体験入院での食事指導

糖尿病体験入院では、管理栄養士さんから糖尿病患者の食事制限についての指導が何回か入ります。

最初はお仲間たちと座学で、食品交換表を使って栄養の分類、代表的な食品の1単位(80キロカロリー)の量などを一緒に確認して、どのように毎日の食事をとるべきなのか、などを勉強します。

これが食品交換表です

その後、食事をみなさんと一緒に食べながら、その人のごはん茶碗の適量を図ってみたりもしました。
以前にも糖尿病教育入院をされた方に聞くと、近くのレストランにみんなで一緒に行って、どんな外食メニューがカロリー・糖質が少ないのかを考えながら一緒に注文するという、勉強もあったそうです。

ほかには、管理栄養士さんと個別指導があり、これまでの食生活、そしてその人にあった糖尿病患者としての食生活のあり方を指導してもらいました。

糖尿病体験入院では糖質制限の指導ってあるの?

管理栄養士さんからは、とにかく接種カロリーを抑えることが重要だと指導されました。

もちろん糖質は糖尿病の大敵だということで、ごはん、パン、麺類は毎食、1日の摂取量を超えないようにすることが大切だとは指導されましたが、糖質を極端にカットするような糖質制限を行うような指導は一切ありませんでした。

むしろ個別指導で、以前の私は糖質が少なすぎだったのでは?と言われてしまいました。

きちんと3食食べて、体を動かすエネルギー分の糖質はちゃんと摂取した上で、カロリーを制限すれば血糖値も上がりすぎず、これ以上の糖尿病の進行を防げるという話でした。

もちろん、ごはんやパンはある程度は食べますが、おやつの糖質は厳禁で、ジュースやスポーツ飲料までも飲まないほうがよいといわれました。
ただ、ずっと我慢ばかりしていたはストレスになるので、たまにご褒美としてスイーツもOKよ、と言われましたが、その際も生クリームのケーキではなく、あっさりとしたチーズケーキなどにしましょうね、と釘をさされました。

本当に糖尿病には糖質制限食はよくないの?

糖尿病患者は日々、お薬で血糖コントロールを行っています。

私の場合は飲み薬で、インスリンの働きを疎外する物質をやっつける成分のものです。

また、インスリンの出が悪い人は、出をよくしたり、インスリンそのものを毎食前に自己注射されています。

いずれも、、インスリンの効きをよくして血糖値を下げる効果があります。

食事で上がる血糖値を下げているので、その食事自体が糖質を制限、もしくはオフすると、血糖値が通常より上がらないことになります。

ところが、私たち糖尿病の患者は、血糖値を無理やり下げるお薬を飲んでいるものですから、血糖値が上がらない状態でもその薬が効くと、薬が効きすぎて、低血糖状態になる可能性があるのです。

2013年に日本糖尿病学会から「糖尿病における食事療法の現状と課題」という提言が発表され、その中でこんなことをいっています。

肥満の是正は、糖尿病の予防ならびに治療において重要な意義を有する。体重の適正化を図るためには、運動療法とともに積極的な食事療法を指導すべきであり、総エネルギー摂取量の制限を最優先とする。総エネルギー摂取量を制限せずに、炭水化物のみを極端に制限して減量を図ることは、その本来の効果のみならず、長期的な食事療法としての遵守性や安全性など重要な点についてこれを担保するエビデンスが不足しており、現時点では薦められない。特に、インスリン作用が著しく不足した状態において想定される、体たんぱく異化亢進などの栄養学的問題は、これを避けなければならない。
日本糖尿病学会 http://www.jds.or.jp/modules/important/?page=article&storyid=40から引用

平たく言えば、糖尿病には痩せることが一番大切だけど、総カロリーを減らさず、糖質だけを制限して、他は食べ放題というのは、安全ではないので、よろしくありません!ということです。

たしかに、以前の私は、よろしくない糖質制限も原因でここまで糖尿病が進行してしまったのかもしれません。

以前の食事を管理栄養士さんと話をしたときに、おそらく私は摂取する糖質が少なすぎて栄養不足で筋肉が減り、エネルギーがちゃんと消費できず、少しの糖質でも血糖値がバーンと上がってしまう体質になってしまったのかもしれません。

以前の私は、ごはん抜きで油まみれの揚げ物と野菜だけ、という食事や、夜はダイエット飲料だけ、カップスープだけ、とかいう極端な食生活をしていました。

その割には、外ではうどんと親子どんぶり定食、半チャーハンとラーメン、お好み焼きとごはん(大阪ではお好み焼き定食は定番の昼ご飯です)、などをペロッと間食していました。

私の血糖値はジェットコースターのようになってしまい、結果こんなことになってしまったのですね。たぶん。

でも、外食では糖質制限食がよい理由

とはいえ、やはり糖質制限って、糖尿病患者にはある程度必要なんだと思うのです。

それが顕著に必要なのは、外出先で、先ほども書いた私の以前の外食は炭水化物祭りでした。
どうしても外食は糖質が多くなりがちですよね。

管理栄養士さんに「外食は何を食べたらよいのですか?」と聞くと、「和食ですね。」ときっぱり言われてしまいました。

「おさかな定食とかだったら、大丈夫ですよ!」ニコって、、、

定食やさんでも魚メニューって少ないし、結構割高だったりします。

そんなの、めっちゃお店制限されるやん。。。誰かと一緒に食事にいけないかも、、悲しくなりました。

そんな中、はたとひらめいたのです。

糖質制限食って外食でもあるんじゃない?って

糖尿病患者でも安心な糖質制限の外食メニュー

最近の糖質制限ブームです。きっとあるはず!と調べると、私が住む大阪でも結構いろいろなお店で糖質制限メニューが用意されているんですよ。

先日、たまたまお友達からランチに誘われて、そのお友達が予約してくれたお店にも「糖質制限ランチ」なるものがあり、迷いなく注文しました。

グルメブロガーではないので、つい写真を撮り忘れてしまうので、前菜のこれしか写真がありません。
お肉のシチューのようなものと、ゆでたお野菜、そして白いのは、何かのポタージュっぽいのですが、ねっとりしていて、食べ応えのあるものでした。

この後は、ボリュームたっぷりなサラダ、メインはチキンのソテーがお野菜たっぷりなスープに入れられた一品でした。(まるで見かけはラーメンですw)
糖質制限なデザートもありました。
もう、毎日質素な生活をしていた私には大満足のランチでした。

多くの糖質制限されたメニューは、野菜中心で、お肉やおさかなは油を極力使わずグリルなどで調理されているので、カロリー自体も少なく、カロリー的にも満足です。炭水化物もバゲットがついていましたので、それを少しいただけば、極端な糖質制限ではなくなるので、血糖コントロールしている私も安心でした。

お店は、心斎橋 ダイニングバー7 -NANA-ナナ さんでした
https://r.gnavi.co.jp/kbd4400/lunch/

今後、いろいろと糖尿病患者でも安心して外食できるお店を探していきたいと思います。
大阪在住ですので、大阪中心となりますが、糖質制限のみならず、ここヘルシーだから大丈夫そう、ってところもご紹介していきたいと思いますので、よかったら覗いてみてくださいね!