エティークシャンプーバー

固形シャンプーって使ったことありますか?

石鹸をシャンプー代わりにするのではなく、石鹸の形をしたシャンプーというものがあるみたいなんです。私は使ったことありませんし、そもそもそんなものがあるのかも知りませんでした。

先日オーガニック製品を中心に販売するコスメキッチンさんをウロウロしていると、珍しい固形のシャンプーが目に入り、ちょうどシャンプーが切れかかっていたので購入してみました。

それがこちらの、ethiqueのシャンプーバーです。

なにげに面白そうと思って購入したethiqueのシャンプーバーですが、この固形という形にはいろいろと深い理由あると知り、ぜひ紹介しなくては!と思い記事にしてみました。

ブランド ethique
商品名 シャンプーバー ミンタジー
内容量 110g
価格 1,980+税
原産国 ニュージーランド

ethiqueエティークとは

エティークはニュージーランド発の海外セレブも愛用する、その名前にも一部入っている“エシカル”(Ethical)がテーマのブランドです。

“エシカル”とは、日本語では「倫理的」という意味で、法律のしばりなどではなく、人々が正しいと思うことや、または本来人間が持つ良心から発生した社会的規範という意味です。

つい最近、プラスチック製品の海洋汚染が問題だとかでストローを廃止するなどの、脱プラスチックの動きのニュースをみなさんもご覧になったと思います。

ストローは一部の象徴的なものですが、私達が使うプラスチックを始めとする化学製品は自然破壊につながる可能性があります。

サスティナブル(持続可能な)な地球環境のために、エシカル消費が最近注目されてきています。

なんか難しい用語連発で私もよくわかっていないのですが、簡単にいうと子供や孫の世代にもきれいな地球を残すために、私達が今、ちゃんと考えてものを買う・使うをしないといけないよね、という考えだと思います。

そんなエシカルな商品が、このethiqueのシャンプーバーなのです。

ethiqueのシャンプーバーってどんなもの

まずはethiqueのシャンプーバーを見てみましょう。

このように箱も紙。

中の包装も紙。

そしてシャンプーなのに固形です。

この固形のシャンプー一つで、350ml入のシャンプー3本分にもなるそうです。

というのも、シャンプーの原料の90%は水分です。

ethiqueのシャンプーバーはそれを固形にすることによって、その水分を入れるための容器のプラスチック、そしてその重い容器を運ぶための配送の燃料などを削減することで、エシカルを実現しているのだそうです。

また、シャンプーの主成分である界面活性は主にヤシ油から生成されているものを原料にしているので、環境にも優しいのがこのethiqueのシャンプーバーの特徴です。

また特徴といえば、この面にはいろいろな特徴を示したマークがありますよね。

左上のcertified b corporationというマークは、米国ペンシルバニア州に本拠を置く非営利団体のB Labが運営している認証制度で、環境、社会に配慮した事業活動を行っており、アカウンタビリティや透明性などB Labの掲げる基準を満たした企業に対して与えられる民間認証なんだそうです。

そして左下は、Cruelty free and Veganマークといって、まず動物実験を行っていない。そして、Vegan ですので動物性の原料を使っていないというのを証明するマークです。

化粧品で言う動物性の原料は、ミツロウ(beewax)、はちみつ、羊毛などから取れるケラチン、蚕から取れるシルク、あと変わったものでは、コルチニール色素と言って、虫から採取する赤い色素なんかも該当します。

真ん中のはgive up the bottleと書いてありましたが、調べてみてもどこかの認証なのかどうかはわかりませんでした。

でも、その文字の通り「この消費でボトルをセーブすることができました」というどこかのマークなのだと思います。

右はリサイクルマークと、ニュージーランド製というマークです。

ethiqueのシャンプーバーの種類

今回私はいくつかある種類のうち、 ミンタジーというミントの香りの乾燥やダメージヘアの方向けの水分・油分を補う保湿系のを購入しました。

結構深い緑色してますが、これは酸化クロムという色のついた鉱物の色で、合成着色料は使用されていません。

このミンタジーの他、髪の悩み別にいろいろないろと香りのシャンプーバー、そしてコンディショナーも固形のものがあります。

エティークのシャンプーバーは4種類

シャンプーは4種類あり、香り・効能によって違います。

ヒーリ キウィ 110g 頭皮に問題を抱えている方用
ピンカリシャス 110g ノーマルヘア用
スイート&スパイシー 110g ボリュームアップ
ミンタジー 110g 乾燥し傷んだ髪の方用

香りは、海外製品独特のかなり甘ったるい香りで、私はちょっと苦手でした。

その中で唯一ミントの香りが勝っていたミンタジーはギリ大丈夫な感じです。でもこれも結構甘い香りしましたよ。

日本人には好き嫌いあるかとは思いますが、甘い系の香りが好きな方は大丈夫だと思います。

あと、コンディショナーも固形のが2種類

コンディショナー バー ワンダーバー60g オイリーノーマルヘアの方用
コンディショナー バー ガーディアン 60g スーパードライヘア、カーリーヘアの方用

さらにシャンプーバーとコンディショナーバーが一緒に入る容器もちゃんと用意されていて、生分解性に優れた竹素材のものがありました。

つかってみた口コミレビュー

使い方としては、濡らした髪に何度かなすりつけて、手でゴシゴシすれば普通に泡が立ってきます。

泡立ちは普通にとてもよく、香りも思ったほどきつくなく(でも日本製のものと比べると結構香りします)私は大丈夫でした。

洗っている最中からミントの爽やかなすっとする感じがあって、私はとても好きです。

でも、真冬なのでちょっと寒いのでこれから温かくなってくるとさらに良いのかも、と思いました。

洗い流すとかなりキュッキュな、さっぱりした洗い上がりです。

これ、かなり洗浄成分が高いと思います。

でも、石鹸で洗ったようなキシキシ感はあまり感じませんでした。。

つかってみてちょっと心配だったのは、石鹸の成分が残っていないかということです。

すすぎはかなり念入りにしたほうが良いと思います。

固形の石鹸を直接髪になすりつけますので、泡立てが十分でないと石鹸がそのまま髪に残ってしまっているんじゃないか、という不安がありました。

もし洗浄成分が肌に残ると、かぶれの原因になるかもしれませんから。固形なので余計残りやすいと思いますから。

十分泡立てて、すすぎも十分に行えば問題はなかったですが、心配なら泡だてネットを使って、事前に泡にしてから使うほうが安心だと思います。

そうそう、洗い上がりはさっぱりでしたが、翌日に乾燥するということもありませんでした。(トリートメントはしっかりとしましたよ)

成分をみてみた

こちらがethiqueのシャンプーバーのミンタジーの全成分です。

ココイルイセチオン酸Na・ココアルキル硫酸Na・デシルグルコシド・ヤシ油・カカオ脂・グリセリン・ステアリルアルコール・ステアリン酸・乳酸・セタノール・トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル・セイヨウハッカ油・ベヘントリモニウムメトサルフェート・マイカ ・酸化チタン・酸化クロム

1番多く配合されているココイルイセチオン酸Naはアミノ酸系のアニオン界面活性剤です。これは洗浄力はマイルドで、安全性も高い成分です。

3番目のデシルグルコシドは、ノニオン系の界面活性剤で、アニオン界面活性剤の補助剤的な役割です。

問題は2番目の、ココアルキル硫酸Naです。これ、硫酸系のアニオン界面活性剤です・・・

これはココアルキル・・・と、ヤシ油由来の高級アルコール系の洗浄剤ですが、実はシャンプー成分としては、ラウリル硫酸Naとほぼ同じと考えて良い成分です。原料がヤシ油なだけで、化学構造状は同じなのです。

ココ・・・とかの名前だから一見アミノ酸系の界面活性剤と勘違いしそうですが・・・

ラウリル硫酸Naといえば、洗浄力は高く、刺激性も強い成分として、安価なシャンプーに使われることが多い成分として知られていますよね。

それと同じくらいの洗浄性と刺激性があるココアルキル硫酸Naが2番目に多く配合されているということは、かなり注意が必要の成分です。

成分を気にされている方なら、きっとシャンプーを選ぶときに避けるべき成分だとおわかりだと思います。

これが配合されていることを考えると、ethiqueのシャンプーバーは成分的には天然のヤシ油由来で環境には優しいですが、肌に優しいかというとそうでもない、という印象です。

いわゆる一般的なオーガニック製品ではなく、あくまでもエシカルな商品です。

ここ間違えないようにしないといけないですね。

(まあ、オーガニック製品だからと言って全く肌に優しい作りになっているのかといえば、そうでもないとは思うのですが・・・これはまた違う話といことで)

ですので、敏感肌で成分を気にかけている方には刺激になる可能性もあります。

ちなみに、ethiqueのシャンプーバーの界面活性剤はヤシ油由来ですが、その箱にはパーム油不使用と書かれていました。

パーム油といえば、森林伐採、生態系破壊、農薬や化学肥料による土壌・河川の汚染などなど、多くの問題がある原材料です。

※パーム油の環境への影響についての詳しくはWWFのこちらの記事も参考になさってください。
https://www.wwf.or.jp/activities/basicinfo/2484.html

だから、この商品はパーム油ではなく、ヤシ油を原料として選んでいるのです。

ヤシ油はココヤシから取れる油脂で、森林伐採をして作るアブラヤシとは違うものです。

名前は似ていますが、ココヤシはいわゆる私達がよく知っている細長い背の高い木に大きな硬い実をつける植物で、アブラヤシは比較的背の低い木から小さい実が多くなり、そこから油脂が取れるものです。

アブラヤシの油であるパーム油は、ココヤシよりも簡単に大量に採取できるので、安価で取引されるので、石油の代わりにあらゆる化学製品や食品などに利用されているのです。

ethiqueのシャンプーバーまとめ

ethiqueのシャンプーバーは比較的洗浄力が高く、さっぱり系の固形のシャンプーです。

1,980で350mlのシャンプーの3本分というのですから、約1リットル分でこの値段ということは、かなりリーズナブルです。

ただし!いわゆる高級なシャンプーにつかわれているようなアミノ酸系の洗浄剤だけを使っている訳ではないので、肌の弱い方は少し注意が必要だと思います。

また、固形が故に、石鹸成分が残りやすいかもしれない、そこも注意です。
洗い流しは十分におこないましょうね。

そうそう、石鹸ですのでお風呂場においておくと溶けやすいという難点もあります。

環境に優しい=少々使いにくい、ということを理解して受け入れられる方向けの商品です。

そこを注意すれば、エシカルな商品を使用するということで、自宅のお風呂場からとっても微力ながら、地球環境問題に協力できるのは、とても意味のあることだと思います。

ethiqueのシャンプーバーは、全国のコスメキッチンで購入できます。
また、コスメキッチンウェブショップでも購入できます
https://www.cosmekitchen-webstore.jp>>